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「1ヶ月に30曲、多い日は1日で5〜6曲創ることもある。」今朝の日経新聞に、人気作曲家ヒャダイン氏のインタビュー記事が載っていた。今は音楽も次から次へと消費される時代、とにかくたくさん作れない音楽家に需要はないと言う。このスピード感も彼独特の刺激的な作品を生み出す土壌だろう。プロの世界の競争は日に日に激しい。▼では同人音屋も多産にならなければ生き残れないかというと、そこは全く話が違う――もとい、真逆でさえあると思う。プロが時間をかけられないなら、アマチュアは時間をこそかけるべきではないか。▼プロで通じる必要のない趣味人だからこそ、一曲に半年を捧げることもできる。半年を捧げて初めて成し得ることもある。スキルアップの手段として多産を利用するならともかく、プロの真似事・後追いで制作を焦る必要はあるまい。「劣化プロ」に流れ着くくらいなら、彼らの持たざる資産を存分に使って面白い物を創ろうじゃないか。
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