400
Post/Edit Page
必死の思いで組んだシェーダがかなりの低コスト・高効果を見込めるということで、ひとまず各部署から承認された。ディファードライティングとの相性が致命的に悪いので、次世代機での表現方法が課題として残るが、これはこれでひとつの新しい表現が現実的なリソースの範囲内で出来たと思う。着任以来、最初の仕事を上々にこなせてまずは信頼を得られたところ。新領域への挑戦は出だしが肝心だ。▼修羅場に差し掛かっていないからそんな悠長なことが言えるのだ、とも言えるが、現在のところシェーダの仕事は肌にあっていると思う。プログラムを書いている時間が長く、数学をフルに活かせて、かつ各部署との折衝機会も多いので、おしゃべり好きには嬉しい。表現力向上と高速化という矛盾を常に抱えている点も、頭脳を停止する必要がないので好印象だ。時間に追われすぎることなくぼんやりしている時間を極力減らすには、考察事項の尽きないことがいちばんである。
pass:
Draft