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かつてはC言語も「高級言語」「高水準言語」と呼ばれていたが、今のご時世では無印のCも低級に分類される存在であろう。メモリの意味がわからなくても、開発環境さえ動かせればゲームプログラマとして食べていける時代だ。低級礼賛派でさえ機械語に近い言語は「理解しておくに越したことはない」余剰知識として考えはじめている。コーディングはどんどん職人芸になっていく。▼無論、高級な開発環境を渡り歩いているうちに本質を掴んでいくこともあるので、そういう風潮を嘆きはしない。しかし環境が変わるたびにワンオフ仕様に精通し直すオーバーヘッドはなかなか大きいものだ。これからのプログラマは、プログラムへの理解を深める垂直型の努力だけではダメで、各高級層、ないしミドルウェアが何を重視し、既存のどのシステムに近い機構を目指しているかという、言わば水平型の考察力を磨かなければならない。コードが書けるだけのプログラマは死んでいく。
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