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衝動買いで面白い漫画を見つけたので紹介したい。『バーナード嬢曰く。』電子書籍と一緒の袋に入れて買ってきた。物理的な本だ。あてもなく書店を歩いていたら、表紙がツボだったので思わずレジに運んでしまった。あるある、というより、なんだか凄くわかるのだ。舞台は学校の図書館。教科書に出てくるような歴史的著者を読み耽り、古今東西の名著・名言に鋭いメスを入れる読書家――のフリをしたい、女の子が主人公だ。にわか、ここに極まれり。▼だいたい、なんで本を読むのに肩を張る必要があるのだろう。彼女や彼女の周囲に集まる三者三様の「読書好き」が織り成す、破天荒だが案外これが私たちの日常じゃないかと思わせるような小話は、堅苦しい<読書>に対する警戒心をほぐしてくれる。真面目に読むのは面倒くさい。でも知った風に格好つけたい。そんな「ド嬢」のドヤ顔は、要するにこう言っているのだ。いいんだよ、本の楽しみ方なんて。こんなもんで。
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