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サウンド&レコーディング・マガジンの4月号。中盤のMASCHINE特集に心動かされるものがあった。MASCHINEそのものは持っていないし今は買う気もないが、見開き14頁に及ぶ特集がじつに読みやすい。文章、説明というより、レイアウトのなせる技だ。これがまだ電子媒体には出来ない。▼レティーナ・ディスプレイなら紙より解像度が高いのだから同じことが出来るはずだと理屈の上では言えるのだが、レイアウトを視界に収めて情報の入り方をじっと感じていると、どうも解像度の問題ではなさそうだと思われてくる。文字と画像が織り成す雑誌の見開き特集は、たぶん、この物理的サイズがぎりぎりなのだ。画面で同じ読みやすさを実現するには、同じサイズのディスプレイが要る。▼電子書籍に押されて紙媒体が消えていく中、最後まで残るのは案外、雑誌だったり、危機に瀕していると言われている新聞の方なのではないか。MASCHINEのかっこよさに惹かれつつ、そう考えた。
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