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洋服を買いに行く。オシャレな二人の同僚に、私の服を選んでもらうという、ちょっと突拍子もない企画を立ててみた。さいわい二人とも乗り気であったので、わざわざ休日に集まってもらったわけだ。あちらこちらと物色したのち、無事、素敵なアイテムを手に入れた。二人の選択には反対しないという約束付きだったが、反対するまでもなく素晴らしいと思う。それでいて間違いなくひとりでは、この結論には辿りつけなかった。▼人の手を借りなければ到達できないが、いざ到達してみれば自分でもそれが最良だと思う、そういうことはままある。自分の先を行く人、自分より優れた人がいくらでもいる世の中なのだから、手の届くところにいる人が喜んで助けてくれるというのなら、助けてもらう、教えてもらうに越したことはないだろう。私も何か、人の助けになることができれば、そのときは進んでそうしてあげたいと思う。人間、ひとりで出来ることは、ほんとうに少ない。
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