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ある人づてに、仕事をやめてプロの作曲家を目指しているという人の活動ネームを教えられ、投稿した曲を聴いて何か意見が欲しいという話を承った。さて、探し当てて去年度の作品群を聴いてみると、どう世辞を繰り出してもプロを目指すには厳しい出来で、何をコメントしたものかと思っていたが、世代を遡って最近の曲になると、たった一年で見違えるほど成長していて、現状ではまだ遠くとも、この加速度で修行を積めば夢も適うのではと思わされるほどだった。▼気がかりなのは二点。ひとつは、「クラシックを取り入れたポップス」という典型的な型に嵌っていること。数年前、どこかで聴いたバッキングの焼き直し、という感覚がどうも強い。もうひとつは、三分より長くなるとたいてい物語が破綻していること。新しい作品になるほど時間が短く単発モノの習作が増えているのはさらに心配だ。このあたりを素直な感想に添えて、伝えてみようと思う。自分も頑張らねば。
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