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茶しゃぶの店で美味しくほうじ茶をいただきつつ「澪」を追加で頼んだら、店員のお姉さんが「今、山口県のお酒で非常に希少な――」と切り出した。「獺祭というお酒が入ってまして、よろしければ」「もちろんください。」どこへ行っても品切れで、なかなか巡りあえなかった獺祭に、ひょんなところで出くわした。▼磨き三割九分、1100円。磨き二割三分、2300円。磨き二割三分の遠心分離が3400円。価格付けは正直ふつうより高いなと思ったが、店では滅多に出会えるものでもない。財布と相談しつつ、給料後ということもあり二割三分をいただいた。▼蔵元では最近「二割三分」を越える究極の酒として「磨き その先へ」という最高級品を展開している。精米歩合は非公開。価格は公式サイトで32400円。もはや道楽で呑めるレベルではないが、いかにも職人気質な商品紹介からは自信のほどがうかがえるようだ。いつか口にする機会があれば面白いのだが。
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