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ブログの延長線上にある意見交換サイトや記事まとめサイトでは、消え行く新聞へのレクイエムをこのごろよく見かける。「新聞はもう終わった。」▼もともと新聞を読まないのでピンと来ないが、新聞各社の売上減少率は、数字だけ見ると本当に「消え行く」と言う表現が的確なほど酷い。絶対数で毎年このまま減ったら、私がお爺さんになる前に購読者はゼロになる。そういう減り方だ。紙からウェブへゆるやかに移転しているのでは、とも思ったが、残念ながらデータは「新聞セクション」のものであった。ウェブの売上も含んでいる。▼ただ、ことさら新聞ばかりに一言物申そうという風潮が強いのは、有名サイトで記事を書く人に元新聞記者やジャーナリズムの関係者が多いからではないだろうか。さらば新聞、というのはつまり、彼らの回顧、反省、あるいは復讐だったりするわけだ。新聞に限らず、既存メディアは今、どこだって苦しい。消え行く業界、明日は我が身かも。
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