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「ぼくは、「お金がたくさんあるから、良い建物になる」なんて信じていません。建築とは、発明と発見です。お金が一〇〇円しかなくても、五〇〇〇円の価値を発明すればいいのです。うまく行かない時もパッと切り替えて、別のことを考える必要がある。」「モノを作る人は、上手くなくても、最低好きじゃないと困る。そして、美しいと思う感受性がないと駄目だと思う。実際に手を動かす際にも、「デザインをする」という気持ちはあっても、「発明する」という気持ちがない。デザインは少々器用であればできるけど、発明には、時間も労力もかかる。なのに、器用にデザインする=建築をつくると勘違いしているんじゃないかな。」▼二川幸夫氏による山本理顕氏へのインタビューより抜粋。インタビューする人の方に目が行くのも不思議だが、二冊目にして私は二川幸夫氏の建築観ないし創作観はなんとなく、良いな、と思っている。なので、自然にメモの量が増えていく。
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