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定期演奏会のチケットを頂いたので、久しぶりにオーケストラを聞く。感想は二つ。ファゴットのソロがものすごく格好良かったこと。そして毎度のことながら、木琴・鉄琴担当の人が素敵だったこと。長い休みのパートでも絶えず体全体でリズムを取っている姿が楽しげでたいへん良い。叩きながら自分も聴衆としてコンサートを満喫している風。見ている方も飽きないというものだ。▼一方、素人なので真実はわからないが、前回・前々回と同じく弦楽器がなかなか響いて来ないなと思った。プログラムの中間くらいから徐々に大きく聞こえ始めたので、ホールの問題というわけではないのかもしれない。アンサンブルにもスロースターターがあるのだろうか。▼それにしても、コンサートの良さは認めつつやはり家で録音を聞く方がいいなと思ってしまうのは――客席では踊れない。これに尽きる。体を揺らすのも憚られる空気。手のひらくらいしか動かせない。それが不満なのだ。
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