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ダイヤモンド社よりドラッカー名著集1巻『経営者の条件』読了。▼なぜ今更ドラッカーか。答えは四つある。久々に小林秀雄を読んで自分の中で原点回帰の気持ちが湧いてきたこと。いつか制覇しようと思っていたワイン色の小ぶりなハードカバーの感触が『学生との対話』にそっくりだったこと。ささやかながら値の張る買い物を可能にするだけの臨時収入があったこと。そうして最後に、ドラッカーに今更もなにもないことである。▼『経営者の条件』はかなり昔に洋書で読んだ。数年経って、働いてみて、受け取り方が劇的に違うかと言われると、そうでもない。ただ、仕事と成果という、たった二つの単語について深く考え直すためには最良の材料だと改めて思う。本文より、あまりにも有名なフレーズを残しておこう。「成果をあげることは習慣である。したがって、他の習慣と同じように身につけることのできるものである。そして身につけなければならないものである。」
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