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44.1kHz/16bitのCD/DAスペックを何らかの点で超えているオーディオ解像度のことを「ハイレゾリューション」と言う。停滞気味だったオーディオ各社が必至で普及に努めたこともあり、対応プレイヤー、対応ヘッドフォンも増えてきたことで、ようやくハイレゾの愛称が浸透してきたわけだが、そんな「超解像度」にどちらかというと早いうちから否定的であった私も、アイリバーが贈る新たなフラッグシップ「AK120 II」については認めざるを得ないと思った。この音質、ポータブルでは頭ひとつ抜ける。▼他のハイレゾ再生機を聴く限り、ハイレゾだから良いというわけでもあるまい。ハイレゾの旗手としてもてはやされる某社の製品も、これならまだ乗り換えはいいかな、とためらう程度であった。そこへ来て「AK120 II」の出来は、新時代へ移行したい気持ちを駆り立てる何かを孕んでいたことは間違いない。問題は価格である。気持ちは湧いたが、買えるのは当分先であろう。
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