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2011年6月14日。三年以上前の記事に燦然と輝く「スピルバーグ」の名前。天皇賞秋を制した彼は、私にとっては少々活躍するのが遅すぎたようだ。去年の1000万下を契機に連戦連勝で着実に力をつけてきた彼は、重賞未勝利のままG1・天皇賞の大舞台を獲ってしまった。大金星と言うほどの人気薄ではないが、躍進目覚ましい絶好調の新星である。▼重賞未勝利と言えば、菊花賞のトーホウジャッカルもそうだった。この一年、振り返ってみると一番人気が人気通り勝利したG1がほとんどない。実際、桜花賞のハープスター、安田記念のジャスタウェイ、宝塚記念のゴールドシップ、以上の三頭だけではなかろうか。並べてみれば見事に凱旋門賞組である。日本を代表する実力者の威光を除いては、コパノリッキーに始まる今年2014年は、大舞台が波乱する運命にあったのかもしれない。しかし、綺麗にまとめるつもりがミッキーアイルを思い出した。ご愛嬌である。
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