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忙しければ忙しいほど健康になる――繁忙期健康論を持論とする私としては、いよいよ最高に健康度が高まってきたところである。やせ我慢でもなければ苦し紛れでもない。披露と不健康は似て非なるものだ。実際、忙しさもピークに達すると、十分な睡眠時間とは言えないにしろ規則正しい就寝と起床のリズムにはなるし、昼食や夕食は切実に健康的な食品を選ぶようになってくるし、時間が惜しいので行き帰りは自然と早足になるし、風邪をひかないよう予防に細心の注意も払う。純粋に生活だけで評価したら、定時帰りの日々よりも遥かに健康的なのだ。▼もちろん忙しさも度が過ぎれば猛毒になる。睡眠時間の決定的な不足、食事の暇がないほどの束縛、会社への泊まり込み、等々。したがって、この繁忙期健康論を持ってしても不健康に陥る兆候が見られたら、そこが臨界点と考えるべきだろう。多忙で徐々に具合を悪くするタイプでは、実際に倒れるまでその見極めが難しい。
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