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『素数の音楽』にこんなことが書いてあった。曰く、「ショスタコーヴィッチの前衛的な音楽が登場した後で、いくらモーツァルトのような古典派の交響曲を作曲し演奏してみても、たとえそれが完璧な作品であろうと、聴衆にはたいした感銘を与えることができないのである。」何言ってんだ、こいつ。▼さほどモーツァルト好きでもない私とはいえ、古典派をまるごとコケにされたようで聞き捨てならないが、それはそうと私はまだショスタコーヴィッチの曲というのをマトモに聴いたことがなかったので、批判する前にせめて代表作くらいは聴いてみようと、バーンスタイン指揮の交響曲第5番を買ってみた。▼こう来ればレビューがつづきそうなものだが、命からがら逃げ出して終電にありついた深夜の今では、新しい人の曲など真剣に聴く気にもなれないので、ここはひとつ試聴は明日にまわしたい。ホロヴィッツの全集のつづきもインポートしたいし、やることは山ほどある。
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