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銀冠を主戦囲いにしようと四苦八苦した挙句、囲いが完成する前に攻められ中盤戦を待たずして敗北の連続、十四連敗を喫して目標の初段も大きく遠ざかってしまったが、ひとまず完成のさせかたには慣れてきた。ただ、やはり相手が飛車先を突いてきたときは角の前があがらなくてつらい。そういうときの定石は、別の組み方にシフトすることなのか、それともお互いに歩を交換しあって組み直す法があるのか、どうか。▼そのあたりの詰めは追々やるとして、やはり銀冠、玉頭にも横にもそつなく硬い。玉を二段目のどこかへ適当に置いて自由気ままに攻めるのとは安心感がまるで違う。攻撃は最大防御ならぬ、防御は最大の攻撃だ。▼しかし将棋上達のためには、硬くして戦えば良いというものでもないらしい。初心者は穴熊を避けるべきとはよく言われる。玉に意識なく広い場所で大駒を振り回すことに慣れてしまうと、諸々筋が悪くなるのだそうだ。中盤力がつかないのである。
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