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たとえば病気をしたとする。病気になってしまうなんてツイてないと、我が身の不運を呪いながらやさぐれた病床生活を送るとする。彼は病から回復したとき不摂生な病床生活のツケを払うことになるだろう。病気は治ったのに、まだこう思うことになるのだ。「病気になんかなって、本当に自分はツイてない。」▼さりとて、病床で病気を喜ぶなんてことは出来ないものだ。忙しいときに風邪で寝込み、咳と鼻水で身体をやられたら、つらいものはつらい。それを無理やり前向きに捉えるのは自己欺瞞というものだろう。ではどうするか。▼病気のときこそ、ふだん面倒がってやらないことを片付けてしまうのがよい。身体の無理はいけないが、気持ちの無理は通してしまう。健康を取り戻した暁には「病気は不運だったけど、あれが片付いたし良かったかな」と思えるようになる。真のポジティブシンキングには布石がいるのだ。前向きな未来は自分で創るもの。尚、私は健康である。
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