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恐らく将棋ウォーズ史上でも、真剣に勝負している人の成績としてはトップクラスの連敗数ではないかと思うが、四十一連敗という歴史的大敗を喫した後、なんとか悲願の一勝をもぎ取った。その相手が、滅多にあたることのない過去の対戦者の一人で、格上だが前回もこちらが勝っていた。つまり彼には二戦二勝というわけだ。よほど私の戦い方が苦手なのだろう。▼ともあれ貴重な勝ち星を頂戴したが、次の試合は再び負けてしまった。一級相手。相変わらず序中盤は圧倒していると感じたのだが、本当に圧勝しているのか、そんな気でいるだけではないのかという弟の助言に従い将棋所で棋譜を解析にかけてみた。結果、中盤以降は評価値4000の圧勝で、なんと私の投了時には向こうの詰みがあったという状況であった。とんでもなく終盤が弱い上、残り時間二十秒とはいえ、五手詰みすら見えてないということだ。相手の投了シーンで自分が投了していては勝てるはずもない。
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