400
Post/Edit Page
音楽理論のような面倒ごとは極力避けて行きたいと思いつつも、いろんな本やらサイトやらをさらさらと読みたければ、基本的な用語の習得は避けられない。その基本的な部分については、ようやく調べなくても理解できるくらいにはなってきたと思う。属七やら副七やら、いろんな「七」はときどきごっちゃになって、何のことやらわからなくなるが、昔はローマ数字やアルファベットが出てくるだけでげんなりしたものだ。▼言葉をいくら覚えたところで実作に寄与することはないのだが、それでもやはり言葉は世界のルーツである。言葉が身についていれば、その世界のより深い概念、より面白い関係、より興味深い概念をすんなり理解できる。理解して、新たな言葉を脳内の「言葉玉」にくっつけることができる。そうしていつしか、その雪だるまが放っておいても勝手に膨れ上がっていくほど大きくなったとき、あらゆる人生の一時が学習也――という達人の境地に達するのだ。
pass:
Draft