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石川不敗伝説にウキウキしたり、母の日でささやかな親孝行をしたり、タワーレコードで欲しい箱物を物色したり並び替えたりしつつ、今日も今日とて整理中のホロヴィッツをつまみ聴く。メンデルスゾーン「スケルツォ・ア・カプリッチョ嬰ヘ短調」とショパン「舟歌嬰ヘ長調」が今回の掘り出し物。こういうバイキング的な楽しみが出来るのも、全集箱物のおかげだ。▼バイオリンではハイフェッツ箱に手を出す前に、やはりモノラルよりはステレオがいいからという理由で、今どきのヴェンゲーロフを狙っている。どのみちまだ好みの傾向も何もわかっていないのだから、それなら巷で絶賛されている人から入るのが堅い。俗手は好手である。ピアノ、バイオリンと手を広げて、管弦楽や交響曲に趣味が届けばいいが、昔から長編小説が大の苦手であることを考えると、長大重厚な作品を満喫する度量は、もしかしたら私には無いかもしれない。とにかくいろいろ聴いてみることだ。
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