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凄腕プログラマにカメラロジックについての良い文献がないか訊くと、前にGDCで見た気がするといって席に戻るや、何本かのペーパーをくれた。読んでみると案の定、今組んでいるシステム、ないしこれから組もうとしているシステムの上位互換のようなアルゴリズムである。またしても車輪の再発明をするところだった、危ない、危ない。▼もちろんそのまま適用しても良い結果は得られないのだが、そこを自分たちの都合にあわせて再構成することこそ私の仕事。そう、仕事であって研究や勉強ではないのだから、偉大な先人の成果を盗んで効率的に実装することが私の会社での使命なのだ。もし、その分野に習熟することが後々会社の利益になると確信するのなら、実装が終わった後で存分に学べばよい。▼この割り切りが出来ないと、仕事は巧く回らなくなっていく。割りきらなければ実装は進まない。そうして結局、実装が進まない限り意味ある勉強など出来はしないのだ。
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