400
Post/Edit Page
『インタヴューズ』の第一巻を読み始めた。これは面白い。題もまた簡潔で良し。二十世紀を生きた偉人たちのインタビュー集である。▼インタビューの歴史、意義、道徳、功罪にまつわる長い序文の後、ブリガム・ヤング、カール・マルクス、チャイニーズ・ゴードン、シオドア・ローズヴェルト、ヘンリー・スタンレー、ロバート・ルイス・スティーヴンソン、マーク・トゥエイン、トマス・エディソン、リリー・ラングトリー、サー・アーサー・サリヴァン、ビスマルク、ウィリアム・ブース将軍、ラドヤード・キプリングまで読了。数人、初見の人もいるが、さすがのラインナップ、誰も彼も二十世紀を代表する名手ばかりである。▼インタビューぎらいが度を超えて、これを犯罪行為と断じ、記者に罵声を浴びせて追い返す一連のやりとりが「インタビュー」となってしまったほどのキプリングが、まさにマーク・トゥエインのインタビュアーであるなんて――最高ではないか!
pass:
Draft