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オーディオとホームシアターは似て非なるものだ。予算に限りがあるならば、両者の追求を同時に行うべきではない。つまり、良いステレオを目指すか、良いサラウンドを目指すかは、最初に決めるべきだということだ。金に糸目をつけている以上、2chに5.1chの代わりは務まらないし、5.1chで達成できる2ch音質はたかが知れている。どちらにしても、全く予算の無駄なのだ。▼ホームシアターという単語が見事に示している通り、映画館の空気が欲しいなら、迷わずサラウンドを選ぶべきである。昨今流行りのビーム効果については詳しい言及を避けるが、配置や配線が煩わしいなら一考の余地はあるだろう。逆に、映画はあまり見ないというなら、よほど臨場感を重要視するゲームのようなコンテンツのヘビーユーザーでない限り、音質を求めるならステレオ一択である。要するに、チャンネル数は音質の延長線上にある概念ではないということだ。はっきり異なる二軸なのである。
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