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フォルツァ6の映像を見る。実写動画と見紛うほどのクオリティを期待したが、思いのほか遠景や建物はマットでのっぺりしている。対して視点の中央、車内カメラで見るところの「フロントガラスの向こう側」は、フォルツァ5より明らかに進化した。特に太陽と水の表現は圧巻である。美麗なグラフィックスを誇りつつも、1080pで60fpsをキープするために力の入れどころを絞ってきたということだろう。よりよく見えるところだけに注力するアプローチはハイエンドの王道である。▼一方、色合いの表現は少々ハイコントラストを意識した絵作りになっていて、たしかに美しくは見えるが、リアリティを追求するならフォルツァ5の方が好みという人もいそうだと感じた。光と影の表現に新鮮な衝撃を与えるためか、太陽光にはケレン味を持たせてあるように思う。誇るポイントを意識的にとがらせた物理表現というハイブリッドな売り方は、今後の主流になってくるかもしれない。
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