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元旦にひいた「おみくじ」をテーブルに見つけた。大吉に満足して、それきりだったありがたい紙だ。冒頭に歌が付してある。「冬かれて休みしときに深山木は花咲く春の待たれけるかな」つまり、騒がず時を待てということだ。大吉にしては随分辛抱を要求してくるアドバイスではある。▼「商売」の項目には「利益少なし時を待て」。まさかまさか、今回のプロジェクトは売上面では失敗に終わるのか、などと不安になってみたり。面白かったのは「失物、近くにあり」で、ちょうどおみくじを引いた日の朝、めったに見失うことのない携帯電話がどこにあるかわからなくなってしまって、家中くまなく探したのだが見つからず、かなり時間が経ってから見つかったのが、なんとバイブでさえ振動音を鳴らせないほど枕元の隙間にすっぽり嵌っていたという珍事であった。まさに失せ物、近くにあり。▼そんなわけで当たりそうな気配もするから、今年は慌てずの精神で行くとしよう。
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