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最近、書店の売上ランキング上位に心理学の本が多い。もちろん学術的な本ではなく、ビジネスの成功哲学なり自己啓発なりを心理学の衣に包んで紹介するタイプのライトな読み物系である。真面目に心理学を研究している人が、こうした書籍に心理学という学問の名前をアテていることについてどう思っているか知らないが、想像するにあまり歓迎はしていないであろう。▼こうした「心理学」を習得するメリットは、自分の感じ方や考え方が万人のそれではないということを再確認できるところだ。たとえば四魂を知って自らの個性の所属を見つけたとき、他の象限に属する人たちは物事をそんなふうに捉えるのかと驚くこともあるだろう。その驚きが成果である。しかし、これを他人に適用して対人関係を上手く運ぼうとするのは危険である。次の鉄則は心に刻んでおくべきだろう。「心理学を駆使して人の好感を得ることは可能だが、それがバレた場合には問答無用で嫌われる。」
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