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昨今、熱狂著しいVRだが、私は今のところゲームの世界でVRにあまり明るい未来はないと思っている。平たく言えばVRゲーム否定派だ。理由はいくつもあって、これが最大の原因と言い切ることは難しいが、開発の難しさが作品の面白さに見合わないこと、という言い方が最も近い。コスト高なわりに、面白そうな「新しい遊び」が生まれてきそうに思えないのだ。▼VRの未来は、もっと別の業界にいくらでもある。たとえば建築。現在でも3DCGによるプレゼンは一般的だが、VRならこれをさらに推し進めて、施工前に体験できる仮想プロトタイプを提示することも可能になるだろう。ライティングも予定地の条件に合わせれば建てずして様々な調整・修正もできるようになる。こちらの方がよほどありうる未来ではないか。▼あるいは医療……と進めたいところだが、それは紙面が足りない。前向きな意見で締めるなら、ARには大いにゲームの未来があると思っている。
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