400
Post/Edit Page
千回に到達したときは、さすがにキリがいいなと思っていた。百回は続かないだろうと予言されて始まった「400」だけに、その十倍続いたことは快挙だと思われた。そこで打ち切って終わりにする考えもないではなかったが、やめることはいつでも出来るからと思い、構わず先に進んだ。その後、二千のキリを迎えて、さあ次は三千だ、と息巻いていたのだが、私にとっては二千五百も捨てがたいマイルストーンであることに、ついさっき気がついた。百万字である。▼何度も話題に出して恐縮だが、私は「400」が何か区切りを迎えるたびに、遥か昔に見た名前も思い出せないサイトの、名前も思い出せない管理人の言葉をいつも思い出す。「とにかく五十万字も書いた、そのことを嬉しく思う。」あれから何年経ったか。考察で五十万字を埋め尽くした彼に比べて、私の雑文の重要度は比べるべくもないだろうが、しかし私は、とにかく百万字も書いた。そのことを嬉しく思う。
pass:
Draft