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リオ五輪。テニス男子シングルス準決勝。錦織vsマレーを観る。一試合でも解説付きで見れば、大体ルールがわかるのはテニスの良い所。遥か昔、錦織の試合をネット中継で見たことがあったので、このたびも苦労なく試合に入っていけた。▼さて、以降は試合結果のネタバレを含むので注意して欲しい。展開を丁寧になぞるほどは覚えていないが、二セット目の5−4で迎えた最後のデュース。マレーは取れば決勝進出、錦織は落とせば準決勝敗退、ともに死んでも取りたいポイントを巡る壮絶なラリーは息も出来ない緊迫感で、見応え抜群の応酬だった。最後の最後、体勢を崩されたマレーが返した片手のショットがインに落ちたときは、誰もが「技術」より「執念」という言葉を脳裏に描いたことだろうと思う。まさに勝負を決する一撃であった。▼世界ランキング2位の壁は厚かった。けれども、銅メダル獲得のチャンスはまだ残っている。明日の3位決定戦もしかと見届けよう。
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