400
Post/Edit Page
『ファインディング・ニモ』を観る。初出は2003年とかなり古い作品だが、『ファインディング・ドリー』の影響でレンタル人気が高いからか、三泊四日の貸し出しになっていた。さすがにツタヤ。ちゃっかりしている。▼グレートバリアリーフに住むクマノミのお父さんが、ダイバーにさらわれた息子を探して旅する話。一方、過保護で頭の堅い頑固親父が波瀾万丈な冒険を通じて自らの頑なさを反省し、信じることを学んで子離れする教訓譚でもある。今までに見たディズニー/ピクサー作品の中では、かなりモラル色の強いタイトルだと思った。▼日本語版だと全くわからないのは、作中何度か出てくる「クマノミならジョークが上手いはずだ!」というやりとり。これはクマノミがその派手な色彩になぞらえてクラウンフィッシュ(道化師の魚)と呼ばれることから来ている。英語ならクマノミの部分が「Clown Fish」と発音されるからピンと来るわけだ。言語移植は難しい。
pass:
Draft