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『グラップラー刃牙』で若き渋川剛気が護身流合気柔術開祖・御輿芝喜平に「真の護身とは!?ご教授下さい!」と迫るシーンがある。開祖の答えて曰く「そもそも突かれたらこう躱す、蹴られたらこう捌く。このような些末な技術にとわられているようでは下の下。真の護身を身につけたなら技は無用。真の護身が完成したのなら危うきには出逢えぬ。己の危機に気付くまでもなく危機へ辿り着けぬのじゃよ。」▼これはまさしくプログラマの訓戒でもある。こんな問題が発生したらこうアプローチする、こんなバグが出たらこう直す。そんなデバッグ技術にとらわれているうちは下の下。真のプログラム技術を身につけたなら、バグには出逢えぬ。▼プログラムを「バグらない」ように書くという心がけも大事には違いない。しかし、所詮人のする事、バグらないように書かれたものはバグる。上を目指すなら「バグれない」ように書くべきであろう。これが今の私のポリシーである。
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