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再びカードゲームについて。▼「理不尽な死」と「勝ち筋のない試合」が遊んでいて最も精神を削られる二大要素であることは、多くのプレイヤーに同意していただけることと思う。即ち、それしかないという奇跡を相手が何度もくぐり抜け、プレイングをありえぬ強運で台無しにされるパターンと、ゲームの展開や相手のカードを全て知った上で最適にふるまっても、そもそも勝ち目がないパターンだ。そんな不運を嘆いても仕方がないと重々承知していても、こうした負け方で五連敗、六連敗となると悲しくなる。勝ち筋のない試合が十以上続いたこともあった。さすがに続ける気力はなかった。▼重要なのは、勝率が低いからという理由でデッキを組み替えるとき、勝率計算にこれらの敗北を含めないことだ。内容で勝っていた試合を勝ちと数えてデッキを修正していくと、自然に全体勝率も上がっていく。問われているのは目の前の運の良し悪しに右往左往しない冷静な心である。
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