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転調確認法に次ぐ新たな曲のデバッグ法を手に入れた。名付けて低速確認法。その名の通り、20BPM〜40BPMの超低速で曲を再生し、音の鳴り方や感じ方を見る。普段と違う再生法で曲の隠れた問題点を炙り出すという点は転調法と変わらないが、こちらの方がより速いパッセージの確認に向いている。スピード感のノリにごまかされて縦の響きが疎かになりがちな中音域の細かい音符を、超低速のプレイバックで検証するのだ。▼今日、まさにそんな音符を置いていた。何度再生してもどこか妙な感触が消えなかったので、試しに超低速で再生してみたところ、許容できる不協和音と許容できない不協和音の違いが見えてきたというわけだ。元の速度でも妙な音を聞き分けられる人や、聞かなくてもロジックだけで駄目な音を特定できる人にとっては無意味な小手先のテクニックだが、細かい音の聴き取りに自信がない人にはオススメできる。転調法については過去の記事を参照されたい。
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