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今年、プラグインの大家・WAVESが、イントロ価格ながら$29という破格の値段でピアノ音源「Grand Rhapsody Piano」を発売する。Garritanの「CFX CONCERT GRAND」やVI Labsの「Ravenscroft 275」、あるいは「Alicia's Keys」あたりの発売以来、やや空気の停滞していたピアノ音源界に新しい風の吹きそうな出来事だ。私はもう七年前から音源を変えていないが、会社はどこであれ、ベロシティレイヤーが十分に細かく、スタッカートやペダルの表現力に富んだSteinwayの大型音源でも出たら、乗り換えないまでも試してみたいとは思っている。ハーフペダルに対応していれば尚良い。▼ピアノらしいピアノ曲をつくるならリアルなピアノのモデリングに限りなく近いベロシティカーブが望ましいかもしれないが、私としてはfffを超えるffffやfffffを疑似的にでも表現できる機能が欲しい。どの音源もpの解像度は十分だが、fの解像度は不足していると思っている。強さが足りない。
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