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さいわい息子は手足口病ではなかった。手のひらや足の裏に水疱が出来ていない場合は大丈夫らしい。とびひである。▼とびひ(伝染性膿痂疹)の原因は細菌。したがって治療には抗菌薬が必要で、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬だけを塗っていても快復は見込めない。場合によっては逆効果になることもあるようだ。▼ときに、最初に訪れた小児科兼アレルギー科でいただいた診断は、栄養が足りないから玄米を喰わせろという指示と、それなり高価な馬油であった。滋養と殺菌。間違ってはいないのだろうが、すでに広がりつつある幼児のとびひの治療としてはいささか悠長な気もする。また、玄米は抗原が強く、消化にも負担がかかるため離乳食には必ずしも向かないそうだ。▼馬油もリンデロンもとびひには効果が薄く、小児科では処方しないという話もある。自然療法を進める医者もいれば、内服薬を飲み切るのがいちばんという人もいる。医者もなかなか一枚岩にならない。
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