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ついに難関をひとつ突破。曲制作は次の段階へ。▼この手の「壁」があと何枚あるか。恐らく、その枚数だけが必要な時間を決める。これまでの経緯を振り返っても、費やした時間と曲の再生時間には全くと言っていいほど関係がない。完成度にも関係ない。一晩で仕上げた一分の方が、二週間かけた一小節より出来が良いことはままある。筆と同じだ。進まないときは絶望的に進まない。▼それでも、その一小節がなければ曲は先へは進まないのだから、それなりの出来映えに二週間かけようと一ヶ月かけようと、とにかく何らかの形はつけなければならない。どんな壁でも、作品を完成させるには乗り越えざるを得ない壁である。乗り越えなければ完成しないのだから、どんな手を使っても、乗り越えなければならない。▼それは即ち、成長せざるを得ないということだ。あらゆる教本が上達のための大原則として「作品を完成させよ」と声高に主張する理由も、まさしくここにある。
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