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子どもをプレイグラウンドに連れて行ったら、前は気に入っていた滑り台にも興味を示さず、ひたすら手押し車を押しつづけた。壁にぶつかったら止まるかと思いきや、そう軽くもない手押し車を力任せに持ち上げて方向を変え、また逆の壁まで驀進していく。そのうち操作に慣れると、小刻みに進行方向を調整しながらプレイグラウンドの出口まで勝手に歩いて行ってしまった。やがてまた同じように戻ってくる。ときどき謎のスクワットをしながら、結局、十分か十五分くらいは歩きつづけていた。▼ここまで気に入っているなら買ってあげたいのはやまやまだが、先日は三歩、今日は夕食時に五歩か六歩、歩いたことを考えると、もうすぐ普通に歩き出しそうな気配がする。そうなっては手押し車もお役御免。軽々には買いにくい。第一、プレイグラウンドと違って自宅は床が広くない。椅子やら何やらに引っかかって思うように進めないのがオチという気もする。判断保留である。
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