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仕事には、やるべき仕事と、やるべきでない仕事がある。この二つを区別せず、全てをやろうとしている状態が第一の段階。論外である。絶対に終わらないし、まともな終わり方もしない。関わった者は全員不幸になる。▼第二に、区別しようとしているが精度が低い状態。これはマネジメントだけが区別を主導している場合に見られる。悲惨度は彼の能力に依存する。無能が船頭になれば、第一段階と変わらぬ悲劇を見る。▼第三に、各個人が両者の区別を独自に持っているものの、個人間の調整が出来ていない状態。Aがやるべきと思っている仕事とBがやるべきと思っている仕事のORをやろうとすれば、それは第一段階に近づく。しかしANDをやろうとすれば、何も成果は挙がらない。▼第四は、たとえしぶしぶであっても、メンバー全員が理解し納得できる境界線が両者の間に引かれている状態。ここに到達できるかどうかがプロジェクトの生死を分ける。最初の地点である。
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