400
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「400」を書くのがしんどい日もある。たいていは仕事が忙しく、時間がなくて、眠いときだ。つまり今日みたいな日だ。そんな日はできるだけ思いつきを書き殴る。ロクに推敲もできないような状態で記事向きのネタを使ってしまうのはもったいないからだ。面白くなりそうな話は、面白く書けそうなときに書く。面白く書くだけの思考力を動員できないときは、無理に起承転結をつけようとせず、構成を度外視して妄想を陳列するか、単に事実を列挙する。自衛の工夫である。▼それでも尚、苦しいときはある。400文字に収められない苦しさだ。きちんと計画を立てて書くときは、書く前から400文字の割り振りがなんとなく頭の中で出来ているが、つれづれ書くと間違いなく文字枠が不足する。尻切れトンボになるのはいやなので、結局、そこで推敲の手間がかかる。最後の句点を打つために「400」全体の執筆にかけた時間の四割を割いたと言っても過言ではなかろう。
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