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美しいコードとは何か。▼インデントが揃っていて見栄えの良いコードのことでないことは明らかだ。美しさとは当然、論理の美しさである。では論理の美しさとは何か。尺度は複数あるだろうが、第一に無駄がないことだ。求められた機能を必要最小限の処理でこなしているコードは美しい。余計な状態変数、冗長なチェック、不適切なアルゴリズムの適用。実に美しくない。無駄がないとは、機能的であると言い換えても良い。▼第二に未来が感じられること。プログラマは将来の仕様に備えてコードを書くべきでないとも言われるが、今、たまたまそうなっているに過ぎない仕様でしか通用しないコードはやはり醜悪である。将来の拡張性に無頓着なコードは美しくない。美しいコードは、将来に備えるという理由で余分な処理を行いはしないが、ありうる拡張に対しての正確な予見をもとに構成されている。▼第三、第四と続けるには四百字の壁が高い。今日は二個にしておこう。
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