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久しぶりに紙の本を買った。『ヘンテコノミクス』。サンプルを見かけたときに読みたいと思ったきり存在を忘れていたが、今日、たまたま本屋で再会したので機を逃さないよう即買いしたものだ。買う前に携帯で調べたところ電子版はなかった。これがあるから電子書籍への完全移行は難しいと思わずにはいられなかった。読みたい本がない。本末転倒である。▼第一、本屋で面白そうな本を見かけるたびに電子版の存在確認をする手間も馬鹿にならない。電子版がないことを確認してからしか紙の本が買えないというだけで余計なストレスになる。加えて、アナログ世界なら気になる本を買うための手順は「今、ここで本をレジに運ぶ」しかないが、デジタル世界ではこれが「AmazonでKindle版があるかを調べ、あればレビューにざっと目を通した上で好きなタイミングで購入、電波の良い環境でダウンロードする」になる。これでは興味を惹かれた程度の本は買いにくい道理である。
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