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遅ればせながらガールズ&パンツァーの最終章・第一話を観る。ツタヤでDVDを借りてきた。以下、ネタバレ注意。▼最終章と銘打っているので壮大なドラマを描くのかと思っていたが、案外ギャグ寄りの導入である。四十分しかない一話の中で、新たな戦いに挑む理由の提示と、新戦車&新メンバーの加入、さらにメインディッシュの戦闘シーンまで描こうと思ったら、たしかにそういう路線の入り方しかあるまい。あくまで魅力の肝は戦場の攻防だ。日常パートはこれくらいあっさりでもいい。▼相手の裏を取ってフラッグ車を殲滅しようとする大洗側の作戦を、さりげなく新入りたちに卑怯と言わせたのはうまいと思った。大洗側が非の打ち所なく正々堂々だと、フランスがただの姑息な騙し討ち集団に見えてしまうが、勝ちに行くのに卑怯などないという流れであれば、裏のかきあいでフランスが一枚上手だったという印象に変わる。こういうなにげないフォローが大事である。
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