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次男の護摩を焚いてもらいに川崎大師へ行く。長男と。▼天気予報が午後から雨だったので波乱の予感がしていたが、これが大師様の御力なのか、運動したあとでなければ寝ない長男坊が行きの京急に乗ったところでコテンと眠り、護摩焚きを依頼してから受け取りまでの一時間も騒がしい喫茶店の中で眠り続け、降り始めた雨の中、大太鼓と鐘の音が響く本堂の傍へ近づいても起きることなく、とうとう帰りの京急を降りるまで目覚めなかったのだ。長男は大師様へ行ったことも知らず、横浜で寝て横浜で起きたことになる。予想よりは遥かに楽だった。▼しかし、起きてからの長男はやはりいつもの長男であった。言うことを全く聞かずに濡れた路面を爆走して滑る。転ぶ。濡れる。制止を振り切って階段を駆けあがる。そのたびにベビーカーを急停止して追いかける。まったくの制御不能、終いには担いで帰るという、いつもの流れである。起床後までは大師様の力も及ばなかった。
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