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昨日の話に関連して。「要診断」と「診断不要」。つくづくわかりにくいと思うのが、この「要」の位置だ。診断が求められるときは前に「要」が付くのに、診断が求められないときは後ろに「不要」付く。外国人の日本語学習者にとっては発狂ものではないのか。なんとも不思議である。▼規格違反について補足しよう。規格違反のプログラムを正常に動作させる義務は処理系にはないが、一方、規則違反のプログラムを実行させてはならないという規則もない。規格違反のプログラムを勝手に適格な形で翻訳して実行するのは処理系の自由である。要診断の診断情報を正しくユーザーに報告しさえすれば問題はない。いつの日か、プログラマの意図を汲んで全てのバグを自動的に修正しながらコンパイルする超AIコンパイラが誕生するかもしれない。C++規格は、その日すら見越している――それは冗談だが、ともかく、C++の規格まわりは良く設計されている。現実的である。
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