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『シュタインズ・ゲート』は、私の中でノベルゲームの金字塔のひとつになっている。文句なく面白かった。しかし、どうして金字塔と言うほど記憶に残っているのか。プレイの記憶が、他のゲームと一線を画しているのか。以下、ネタバレ注意。▼決定的な理由はひとつしかない。それは私が、主人公の岡部倫太郎と同じく「β世界線に戻ると牧瀬紅莉栖が死んでしまうことを忘れていたから」だ。岡部がその事実に気づいたとき、はじめて私も思い出した。そのとき、衝撃がリンクした。感情移入というよりも、感情が同化していた。まるで私が物語の中に放り込まれて、唐突に、究極の二者択一を迫られたような気持ちになったのだ。▼あの瞬間のリンクがあったからこそ、最後まで物語を他人事ではなく自分事として捉えられたのだと思う。もし私がβ世界線のことを覚えていて、忘れているらしい岡部を俯瞰し冷笑していたら、こんなに思い出深い作品にはならなかっただろう。昨日は投稿に失敗していたらしい。ロクに確認しないで寝てしまった。そういうこともある。▼目下、動画制作が最大の作業だが、アドビCCの月額利用料金が高いので、少しでも節約するために準備フェーズと実装フェーズを切り離そうとしている。全ての画像が出揃って、キャプションもつけて、遷移演出や構成も事前にある程度決めて、あとは並べてレンダリングをするだけというところまで持って行ってから、「動画作成」作業を始めるつもりだ。製作期間が二ヶ月になるだけで料金は倍になる。ここでしか使わないソフトへの課金である。無駄遣いはしたくない。▼曲側の見積もりは大幅に甘かったので、全く信用に値する予測ではないが、残り期間は約二ヶ月を目論んでいる。三ヶ月以上かけたい気持ちだが、そこまでかけてしまうと仕事の繁忙期と完全に被ってしまうため、押しやられて来年になってしまう。仕事より優先するつもりはない。ここ六十日余りが勝負である。
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