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洋書。『SHOE DOG』を選んでみた。日本語版でしばらく平積みになっているのを眺めていて、読んでみようか迷ったこともあったし、価格も邦訳版とペーパーバックであまり変わらないから、いろいろちょうどいい。邦訳版が金ロゴなのに対して、洋書は銀ロゴなのが印象的だ。どんな理由があって変えたのだろうか。▼ベストセラーになるような本は、たいてい端書きから面白い。『SHOE DOG』も、この法則には当てはまっている。冒険の始まり方はまるでフィクションのようだ。先へ進まずにはいられない。また、フィル・ナイトが最初から日本を志向し、日本がナイキの成功物語に深く関わっている事実も、この本が日本でベストセラーになった理由のひとつだろう。日本も今、アイデンティティの確立に苦しんでいる。日本の凄さ、日本の良さとは何だったのだろう。そういう「日本探し」の材料を提供してくれる本が流行るのは必然の流れである。▼ちまちま読み進めていこう。
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