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ベイスターズ、首位巨人まで0.5ゲーム差。▼大事な天王山を見事3タテで飾ったのも最高だが、個人的にはやはり石川雄洋の1000本安打が嬉しい。それも試合の大事なところでスリーベース。いつか動画で見た遥か昔の甲子園、横浜−京都外大西戦で魅せた三塁への強烈なヘッドスライディングが脳裏に浮かぶ。現地で姿を重ねた人もいたのではないだろうか。恐らくは自身最後のプロ野球記録になるであろう機会で、三塁に向かって熱いヘッドスライディング。そして、ホームへの生還は決勝得点。なんともドラマティックである。▼石川雄洋の成績は、打撃も守備もけっして「超一流」とまでは言えないレベルかもしれないが、それでもベースターズファンからの人気は超一流だった。先輩からも後輩からも好かれ慕われ、チームの精神的な支柱として今も若いメンバーを支えている。記録に残る成績だけが選手の価値を決めるものではないという事実の体現者の一人である。
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