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日本の本屋さんには、日本語の美しさを賛美する本や、格調の高い言葉を使いこなすためのハウツー本がたくさんある。たくさんは言いすぎかもしれないが、見つけるのにそう苦労しない。▼これの英語版が欲しい。英語で英語を解説した本。いわゆるボキャビル本は山のように見つかるのだが、英単語や英語表現の美しさにフォーカスして成り立ちやニュアンスを前向きに紐解いてくれる本というのは、アマゾンを逍遥していても意外と見つからない。何と検索すればよいかもわからない。良いタイトルに出会えないでいる。▼そんなことを考えていたら、むしろ日本語の本が読みたくなってきた。思えば最近、国語の勉強をしていない。新しい言葉を仕入れていないから、自分にとって使い慣れた心地の良い表現の組み合わせだけで済ませようとしている節がある。それではいけない。身の丈に合わない道具は、使いつづけて初めて身の丈に合うようになる。身の丈が伸びるのである。
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