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Ryzen9 3900Xのコストパフォーマンスがずば抜けている。12コア24スレッドの基本クロック3.8GHzで、実売価格は六万円。単体の最強マシンを目指すなら第三世代のThreadripperも魅力的だが、会社で使うビルドマシンのように、複数台並べて集約的に計算力を確保する目的では、他の候補ではちょっと太刀打ちできない。▼だが、このRyzen攻勢にIntelも黙っているわけではない。第十世代Core-iシリーズ「Cascade Lake-X」は、去年までの流れに対する完璧な回答と言える。基本モデルのCore i9-10900Xは、10コア20スレッドで基本クロック3.7GHz。以前のIntelなら十万は下らない価格で出すモデルだが、3900Xと同じ六万円近くまで値段を下げている。コストパフォーマンスでは3900Xに劣るが、Intel製品の安定感を取るなら文句なく最適解の一角である。実際、今はどこも品薄で手に入りにくいようだ。▼3900X or 10900X。どちらもXなのは紛らわしいが、いまはこの二択である。
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